▶眼科歳時記(12月-2)

2022年12月21日

【冬至】(12月22日)一年のうちで昼が最も短かい頃。「冬至にかぼちゃを食べるとかぜをひかない」と言われています。かぼちゃにはベータカロチン、ビタミンB類、ビタミンC、鉄分などが豊富に含まれています。特にベータカロチンの一部は、体内でビタミンAに変換され、目の表面の細胞を正常に保つ働きをしたり、網膜にある光を感じる物質の構成成分にもなります(7月-2の歳時記で、目のビタミンとして記載)。ビタミンAに変換されなかったベータカロチンには、抗酸化作用や免疫亢進作用があります。この時期、いろいろな調理法でかぼちゃを味わってください。